ブラック企業その① 個人宅配(ピッキング、ルート配送)
思い付くままに書いていきます。
私が経験した中で、最もブラックで、本当にキツかったのが、食品の宅配です。
ダントツナンバーワンの位置を不動にしています。
ただ、街中で、co-opの宅配車をよく見かけると思いますが、あれじゃないです。
一時期、ちょっといただけですが、まさに地獄でした。
ボロッぼろの倉庫と、ヒビだらけの床。
そして、埃だらけでゴミだらけの事務所。
一番驚いたのが、埃が溜まり過ぎていてPCのキーが押せなかったこと。
食品を扱っているのに、ですよ?
とにかく、朝から晩まで一切の休憩を許さない。
冷え切ったくそマズイ弁当を食べる時間だけ与えられ、あとはひたすら作業。
常に鳴り響くのは、目の逝っちゃった社長の怒号と、常にキレて罵倒し続けるシャクレ。
人格否定、自分はエライ、お前らは努力が足りない、等々が日常茶飯事。
個人宅配の業務は大きく分けて二つ。
ピッキングとルート配送です。
ピッキングっていうのは、要するに仕分け作業のこと。
注文を受けた品物を、注文書見ながら発泡スチロールに詰めていく作業。
冷蔵品もあるし冷凍品もある。入れ込んだらひたすら積み上げる。
作業終わっていたら、なぜか余る品物。
「調査だ!! さっさと調査しろ、ゴルァ!」
の掛け声で、詰め込んだものをひたすら再度開けて、入れ忘れがないか探す。地獄の作業。
広ければいいけれど、狭い倉庫内で発泡スチロールと格闘。冷蔵物がほとんどなので、冷蔵庫の中の作業。
やりながら、「オレ、何のために生きてるんだろう」と。
続く。