なぜブラック企業はなくならないのか。ブラック社員の脳内は「社畜脳」だ!
ブラック企業の社員というのは、昔で言うと「奴隷頭(どれいがしら)」だと思います。言い換えれば、階級の高い社畜という訳です。
カーストで言うと、ヴァイシャ(庶民、平民)に当たります。その上の課長とか部長はクシャトリア(王族、士族)、社長とか取締役はバラモン(司祭)ですね。
人間は、2人以上集まると、序列をつくりたがる生物です。
つまり、支配される奴隷たちの中にも、序列が生じ、その上位に位置する者は「奴隷」という立場にありながら、支配層に媚びへつらい、「疑似支配者」もしくは「支配者の代官」という甘い汁を吸おうとします。
カイジでいう「ハンチョウ」の「大槻」みたいな感じです。
この軍隊レベルの指揮命令系統の中で、耐える人間が次第に社畜化していきます。
そして、洗脳されて「社畜脳」となり、経営者の言う事に盲目的に従う「奴隷頭」となるのです。
この奴隷頭の特徴は、自分の業務を牛耳って、後輩やら新人に対する教育を意図的に出し惜しみし、その組織の中での優位性に自己満足し、新人やら後輩を圧倒的な立場から支配します。
こうして、社畜化した奴隷頭は、パワハラ上司になり、ブラック企業を支えるのです。
だから、ブラック企業はなくなりません。
人間のつまらない支配欲がある限り・・・。
いま、声を大にして言おう。
ブラック企業を支えているのは、