【番外②】腐ったミカンはいらない
追手門大学で、18人が執拗に退職を迫られ、うつ病を発症して労災認定されました。
裁判、6年間経過したそうです。
2,200万円の支払いらしいですが、失われた時間は戻ってきません。
ただ、この人はサカイのシュレッダーの人の様に戦いました。
戦って、最終的には勝ちました。
素晴らしい事です。
ただ、誰にでも真似のできる事ではありません。
個人が組織相手に戦うのは、資金面でも組織力でも、圧倒的に不利です。
したがって、勝ったとしてもその代償は非常に大きいのです。
戦うのか、逃げるのか。
逃げるというのは泣き寝入りに近いですが、私は逃げても良いと思います。
戦うには時間もお金も掛かります。その間、非常にストレスが掛かりますし、新しい仕事にも支障が出るでしょう。
大多数の人間は、パワハラや退職勧奨には泣き寝入りするしかありません。
しかし、ここで考え方を変えてみましょう。
あんなクソみたいな連中に、付き合っているのは時間がもったいない。
時間や健康な精神というのは、お金では買えません。
どちらを選ぶかは、その人次第ですが、私は逃げる方を選びます。
逃げるのは、恥でも負けでも何でもありません。
戦うと深い傷を負いますが、逃げれば傷は浅く済みます。
逃げるが勝ち、と昔から言います。
人生、生きている限り、何度でもやり直せます。