ブラック企業その①続き 個人宅配(行くはずのない配達)
そんな訳で、この会社は常に社長や奴隷頭的なクソ社畜に年がら年中、詰められるので、退職者が後を絶たず、慢性的に人手不足でした。
思い出したのが、入社時の面接でした。
私「応募する人って、結構いるんですか」
社長「いないねえ」
私「・・・そうなんですね」
この時点で、気付けば良かったですが。
社長「この前入った人が、3日で辞めたけど大丈夫か?」
私「は、はぁ」
この時は、私は管理職で営業をという話でした。
なので、入社を決めた訳ですが。
ピッキング地獄にも、何とか耐えて、1週間が経過したころ。
「そろそろ、配達に行ってもらうから」
はぁ?
「え? 当然だろ? 男性社員は全員、配達に行けるようにしなきゃだめなんだ」
え?
聞いてた話と違うし、私をリクルートした人、行ってないよ?
しかし、その質問は許される雰囲気ではなく。
「とりあえず、一番簡単なルートで。ワンボックスだから大丈夫だろ」
という訳で、私は週に一回、豊橋まで配達に行くことになりました。